カスタムの大本命マフラー。多気筒の集合方式によって様々な特徴がある事を知らずにカスタムしてない?

マフラー(排気装置)は見た目はもちろん、バイクの音にも大きな影響を与えるためバイクカスタムにおいて非常に重要な部分ですよね?
さらにこの排気装置はエンジンの機能にも影響を与えるという走りの面でも、非常に重要な役割も果たしています。

そんな排気装置には色々な種類があり、特に多気筒の場合には集合方式などでも分類されます。
そのためしっかりと走りも意識したカスタムをするには、この集合方式の特徴を知っている必要があるということです!

そこで今回は、多気筒排気装置の集合方式を紹介していきます!

4 into 1

4本のエキゾーストパイプ(以下:エキパイ)を1箇所に集合させるタイプ。
排気の慣性を利用して抜けを良く、どちらかといえば高回転高出力型で、レーサーなどにもよく使われています。
その反面、中回転域ではトルクの谷ができやすくなっているんです。

ちなみに、各排気管の長さを揃えやすくするため、4本の内の両端を上に、内側の2本を下にして集合させている場合が多い。
この他にも、排気効率を上げるためにシリンダの点火順に時計回りに配置した、360°集合もある。(ヨシムラのサイクロンなど)

4 into 2 to 1

先にパイプを2本ずつに集合させた後、その2本をまた1本に集合させたタイプ。
点火角度が違うシリンダ同士を集合させることで、4into1にあったようなトルクの谷を消すことができます。
これは中速トルク型と呼ばれるタイプです。

これにも、中回転域のトルクをより得られやすい4本の内の両端と内側の2本を集合させる場合。
4本の内、隣り同士2本ずつをを先に集合させて、上のタイプと4into1の中間の特徴を持つ2つのタイプがある。

4into2

前までの並列4気筒では、一般的だったタイプ。
隣り同士2本ずつをそれぞれまとめてそのまま2本で排気。
このタイプは4into2to1と4into1の中間の特徴を持っています。

そして同じ4into2ですが、4本の内の両端と内側の2本を集合させたタイプもあります。
代表的なモデルでは80年代にあったCBX400Fの排気装置で、この装置はエンジンとの相性や車体のレイアウトなどの問題も多いタイプでした。

セパレータ

見た目は4into1のようなのですが、集合部に仕切り版を置くことで、4into2to1の効果を得られるものもあります。
そして、この仕切りを水平に置くか、垂直にするかによっても効果は異なってくるんです。
そのため、セパレータタイプを選択する場合にはしっかりと確認が必要ですね!

バイパスパイプ

排気間の間をパイプでつないだタイプ。
このタイプもそれぞれどのパイプと、どのパイプを繋いでいるかで特徴は変わってきます。

これに加えて、集合部の長さでもエンジンの動きを左右するんですよ。

一般的には、

  • 集合部が長いとパワーバンドが広くなり、穏やかに。
  • 短いとピークパワーが出しやすくなりますが、それがピーキーになります。

といった性格が出てきます。

以上のような5つの集合方式や集合管の長さで、それぞれの特徴や見た目など全く違います。
もちろん見た目の好みも大事なのですが、エンジンとの相性や走りの好みも一緒に考慮して考えることで、走りにも見た目にも満足できるマフラーにカスタムすることができますよ。

マフラーをカスタムする前に見ておいてほしい記事がこちら。

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